浦安市でペーパードライバー卒業！新浦安の街並みで安心教習デビュー｜DSRレポート

浦安市はペーパードライバーに最適な街｜練習環境・雰囲気・街並み紹介

浦安市内には「浦安駅」「新浦安駅」「舞浜駅」の3駅があり、それぞれ異なる魅力を持っています。昔ながらの人情味あふれる住宅街が広がる浦安駅周辺に対し、リゾート感あふれる新浦安エリアは開放的な雰囲気で、整った街並みと広い道が魅力です。

特に新浦安は、信号や交差点の構造も分かりやすく、交通量も穏やかです。まるで教習所のように落ち着いた環境で、ペーパードライバー講習に最適な「実際の道路」が用意されているような場所と言えるでしょう。「運転にブランクがある方」や「後続車にプレッシャーを感じてしまう方」などには、特におすすめです。

さらに少し足を延ばせば、海岸沿いの散歩道や総合公園など、気分転換に最適なスポットも点在しています。リラックスしながら練習できるという点でも、浦安は他のエリアにはない魅力を持っています。洗練された景観の中を走る気持ちよさも格別で、ただハンドルを握るだけで「運転って楽しい」と思えるようになるはず。まさに、ペーパードライバーが再スタートを切るのにふさわしい街、それが浦安市です。

体験ルート紹介｜45分で学べる実践型コース

このコースは、実際のペーパードライバー講習でも使用されるモデルルートで、浦安駅を起点に市内を一周する45分構成。初級者にも無理がなく、実践に必要な要素が詰まった絶妙なルートです。

【ルート概要】 浦安駅 → 駅前通り → やなぎ通り → 堀江交差点 → 大三角線 → 舞浜外周 → 複雑な通行区分 → 新浦安海岸沿い → 新浦安駅前 → 浦安駅

スタート：浦安駅前ロータリー

出発は浦安駅前ロータリーから。駅へと繋がる横断歩道は歩行者が多いため、左右の安全確認を習慣づける絶好のタイミングです。何度でも左右確認を徹底しましょう。

ロータリーを抜けた直後の通りにはかなりの確率で路上駐車が停まっています。車の影や植え込みの陰からの“飛び出し”にも注意が必要です。危険予測の一番オーソドックスなパターンですので、早めにブレーキペダルに足を置き、意識して走行しましょう。

細道区間：一方通行ではない狭路

ロータリーを抜けた通りを真っすぐ直進し、一つ目の信号を右折します。駅近くで急いでいる人が多いせいか、信号を守らない自転車や歩行者も多く、油断は禁物です。自転車に「こちらが優先道」などという概念は通用しないという意識を持って走行しましょう。

この通りは細いですが、一方通行ではありません。対向車が通れるのかを考え、サイドミラーで縁石との距離をこまめに確認しながら走行します。左側への寄せ感覚とサイドミラーでの縁石確認を繰り返し、対向車とのすれ違いを安全に行える感覚を養いましょう。

やなぎ通り～宮前通り～堀江交差点（TSUTAYA）

細い通りを抜けた先の信号を右手に出て、「やなぎ通り」をそのまま左車線へと入ります。

駅前にある浦安駅前交差点、やなぎ通りと宮前通りが交差するバイパスを左折します。ここはスクランブル交差点になっています。

スクランブル交差点だからといって油断は禁物、どこでも巻き込み確認を確実に行う習慣を身につけましょう。歩行者の青信号が終わっていても、駆け込み横断などもあるため油断は禁物です。常に習慣的に行うことが一番重要です。

宮前通りを突き当たりまで直進し、さくら通りを目指していきます。ここは比較的見通しが良く走りやすい道路ですが、横断歩道も多く、また横断歩道ではないところから道路を横断する人も多いため、視野を広くもつことが重要です。道路両側の歩道に気を配り、人間観察をするようなイメージで歩道の人の動きを視界に捉えて運転を行いましょう。

堀江ドッグ入口の信号を左折し、さくら通りへと入ります。さらに少し直進すると堀江の交差点です。目印は左手に見えるTSUTAYA。この信号を右折します。右折する際は、車が来ていないからといってショートカットせず、しっかりと交差点中央の矢印を通るように曲がりましょう。

大三角線へ進入｜ディズニーランド外周へ

堀江交差点を抜けて「大三角線」へと出てしまえば、ディズニーランドまではもう真っすぐ進むだけです。しかし、この通りは路上駐車が多い通りですので、慣れないうちは右車線を走行しましょう。

沿道にはコンビニなど、車の出入りが多い通りでもあるので、歩道側から出てきそうな車に気を付けながら進んでいきます。特に大事なのは、車道に出ようとしている車の方向指示器の確認。出るのか、止まるのかを事前に察知できるようになると、判断力が一段上がります。

ある程度運転に慣れてきたら、左車線しか走ってはいけないルールを自分に課し走行練習すると、車線変更のタイミングがすぐに身に付くでしょう。あえて「車の出入りが多い側」を走ることで、車線変更や状況判断の練習にもつながります。

くるまやラーメンで一息｜練習後の満足感をここで

大三角線を走っているとふと目に飛び込んでくるのが「くるまやラーメン 浦安店」です。「なんか…ラーメン食べたいな」と思わせてくる、不思議な吸引力があるお店です。

味噌ラーメンを中心としたガッツリ系メニューが豊富で、教習でしっかり運転したあとの一杯にはぴったり。特に寒い日や、ちょっと疲れた時には、「ここで食べたい」気分にさせられるあの香り…。まさに“無性に食べたくなるラーメン”という表現がぴったりのお店です。広めの駐車場（20台）が完備されているので、車での訪問も安心です。ペーパードライバー講習の休憩ポイントや、帰り道での寄り道スポットとしても人気です。

1970年（昭和45年）に観光バスを改造したラーメン店を国道4号沿いの駐車場内で営業を始めたのが名称の由来となっているそうです。

「今日はよく頑張った！」 そんな気持ちで立ち寄れば、ラーメンの味もひとしおです。

くるまやラーメン 浦安店
住所： 千葉県浦安市富士見3-5-45
定休日： 火曜日
営業時間：11:00～翌01:00(L.O.00:45)
駐車場：20台
くるまやラーメンホームページへ

舞浜外周で覚える“送迎ルート”のコツ

舞浜ローズタウン前交差点を通過すると、車線が急に2車線から4車線へと増設されます。外周へは右側二車線を走行しましょう。

左側二車線を走行するとディズニーランド駐車場へ入っていってしまいますが、最悪間違えてランドの駐車場へ入っても問題ありません。入ってしまった場合は、料金所で「送迎です」と伝えれば、送迎区画へ案内してくれます。10分間は無料で利用可能です。しばしの夢の国の気分に浸り、何食わぬ顔で夢の国を後にしましょう。

注意エリア：ネズミ捕り・観光車両・景色への気の緩み

舞浜周辺は、ヤシの木がまっすぐに立ち並び、南国リゾートのような雰囲気。左手には有名ホテルが並び、思わず見とれてしまうほど美しい景観が続きます。

しかし、こうした景色に気を取られすぎるのは禁物です。観光客の送迎車やタクシーも多く、交通量も一定あるため、わき見運転は非常に危険です。

さらにはスピード違反の取り締まり（通称：ネズミ捕り）も定期的に実施されるエリア。直線道路に入り安心してしまいがちですが、速度は常に制限内を心がけ、注意力を切らさないことが大切です。標識の確認もお忘れなく。

複雑な通行区分もこれで安心｜浦安でよくある右折ミスの防ぎ方

グルーっと海岸沿いを回っていくと、やがて視界に現れるのが「進行方向別通行区分」の標示です。ここでは、三車線すべてが右折可能という、少し珍しい交差点に差し掛かります。

見た目には単純そうに見えますが、実はここがペーパードライバーにとっては意外な落とし穴。
三車線あるということは──
・右端の車線 → 右側のレーンに進入
・中央の車線 → 中央のレーンへ
・左の車線 → 左側のレーンへ
→ 各レーンの右折後の進入先が固定されています。

しかしペーパードライバーの多くがハンドルの切り始めが早すぎたり、右折後のレーンを見失ってしまうなどのミスをしやすいポイントでもあります。

ここでは前の車について行くだけでは不十分です。事故やトラブルを防ぐためにも、進行方向別通行区分の標識や路面表示を事前によく確認し、自分のいる位置と、右折後の着地点を頭の中でイメージしてから動きましょう。この交差点は、練習するには非常に良い教材でもあります。しっかりと標識を読み取り、レーンを守って右折する感覚を掴んでいきましょう。

新浦安エリアの復興と変化｜震災後の街並みを安全に走るために

運動公園前交差点を直進し、新浦安方面へと進んでいきます。この交差点は全ての進行方向ともに矢印式信号となっていますので、色の表示に惑わされず、矢印の方向で判断しましょう。ここからは海沿いの開放的な景観と、交通の落ち着いた道路が広がります。

富岡交番の交差点を右折し海側へと向かっていきます。2011年の東日本大震災の時に液状化によりこの交番は砂に埋まり傾いてしまいましたが、今ではすっかり綺麗になりました。現在は再整備が進み、新しく広々とした道路が整備されています。

そのまま中央公園通りを直進すると海岸沿いへとたどり着きます。左手にはハイアットリージェンシーが、どこかのリゾートかと思わせるような建物。右手には浦安市総合公園があります。以前は駐車場は無料でしたが、現在は有料となってしまいました。

少し進むと地面に菱形の道路標示が現れます。これが「◇（ダイヤマーク）」です。

この道路は見通しは良いのですが、片側二車線、さらには中央分離帯も広いため、横断歩道も長くなっています。そのため視野が狭くなるペーパードライバーの方は横断歩道を渡る人を見落としがちになります。見通しの良さからスピードを出しがちなエリアですが、横断者の見落とし防止のためにもアクセルを緩めて備える姿勢が重要です。時にはブレーキを踏むことも視野に入れましょう。