江戸川区葛西にお住まいの30代女性|平日限定の特別企画プランでアクアラインから木更津アウトレットへ
4年ぶりの運転、まずは葛西の道で感覚を取り戻す

江戸川区葛西にお住まいの30代女性のお客様との、ペーパードライバー出張講習をご紹介します。最後に運転されたのは約4年前。以前は短い距離なら運転していましたが、ここ数年は電車やバス、タクシーでの移動が中心でした。
今回ご利用いただいたのは、平日限定の特別企画プラン。目標は、葛西から東京湾アクアラインを通り、以前から行きたかった木更津アウトレットへご自身の運転で向かうことです。
「アクアラインを使って木更津に行けたら、ちょっと世界が変わる気がするんです」
葛西の一般道で車の操作と確認の順番を確かめ、高速道路の合流・分岐、アウトレットの駐車、休憩後の帰り道まで練習しました。
カーシェア車両の操作を確認

今回はカーシェアを使った講習でした。カーシェアは便利ですが、毎回同じ車に乗れるとは限りません。座席位置、ミラーの角度、ブレーキの踏み心地、アクセルの反応、シフトレバーやパーキングブレーキの位置が車種によって少しずつ違います。
お客様も車に乗り込んで、まずは座席を合わせながら、「あ、思ったよりブレーキが近いですね」とおっしゃっていました。ペダルまでの距離に気づいたので、走り出す前に座席位置を調整できました。ブレーキを無理なく踏める姿勢を作っておくと、停止するときも落ち着いて操作できます。
座席を合わせ、ドアミラーを電動調整ボタンで合わせ、ルームミラーを確認し、シフト操作、方向指示器、ワイパー、ライト、パーキングブレーキを確認しました。お客様は、ひと通り確認したあと、「あ、なんか思い出してきました。完全に忘れてるわけじゃなさそうです」と少し安心された様子でした。
以前の運転感覚が少しずつ戻ってきたところで、次は安全確認の順番を整理していきます。
4年ぶりの運転で確認したいのは「操作」より「判断」

10年、15年と長く運転していない方の場合は、エンジンのかけ方やシフト操作から丁寧に確認することが多くなります。一方で、今回のように4年ぶりで、過去にある程度運転経験がある方の場合は、操作そのものより判断の整理が大切になることがあります。
どのタイミングで合図を出すか。どこでミラーを見るか。車線変更を始める前に何を見るか。高速道路の分岐に向けて、いつから車線を決めるか。運転がある程度できる方ほど、「なんとなく走れてしまう」ことがあります。高速道路では合流や分岐で判断が続くため、一般道のうちに確認の順番を確かめておきます。
そのため今回は、葛西周辺の一般道を走りながら、今の運転に足りない確認をひとつずつ整理していきました。
車線変更は、譲ってもらう前に自分の準備を整える
今回の目的地は木更津アウトレットです。葛西から向かう場合、首都高湾岸線の葛西入口から入り、湾岸線を進んでアクアライン方面へ向かう流れになります。高速道路では、合流、車線変更、分岐の判断が続きます。そこで、高速に乗る前に一般道で車線変更の流れを確認しました。

お客様は、車線変更の説明に入ったところで、「車線変更って、相手の優しさ待ちじゃないですか?」とおっしゃっていました。たしかに、譲ってもらう場面はあります。周囲の車が譲ってくれることだけを期待せず、自分で入れる状況かを見極める必要があります。
車線変更では、まずミラーで後方の流れを見て、移りたい車線の車との距離と速度差を確認します。方向指示器を出したあともすぐには動かず、もう一度ミラーを見て、短く目視で死角を確認しました。
安全を確認できたら、ハンドルを急に切らず、少しずつ横へ移ります。練習を重ねるうちに、お客様も「あの車は近づいてきてますね」「これは入らない方がよさそうです」と、後方の車を見て判断できるようになってきました。入れないときは待つ。その判断も車線変更の大切な一部です。
葛西入口の合流から、アクアライン方面の分岐へ
一般道で感覚を確認したあと、首都高湾岸線の葛西入口から高速道路へ入りました。

入口へ向かう途中、お客様が、「さっきまで普通の道だったのに、急に本番感がすごいです」とおっしゃっていました。分かります。高速道路の入口は、看板、料金所、合流、加速が一気に出てくるので、気持ちが忙しくなります。ただ、合流で大切なのは、最後の最後で慌てることではありません。加速車線の中で前の車との距離を取り、合流先の流れを見て、必要な速度を作ることです。
お客様は入口では緊張されていましたが、合流後はかなり安定して走れていました。「あれ、入っちゃえば意外と普通に走れますね」
合流後は車間距離を保ち、前方の流れを見ながら落ち着いて走れていました。速度が高い道路では、次の分岐や周囲の車の動きを早めに捉えておきます。
前方の流れ、標識、車間距離、車線の位置をこまめに確認しながら進みます。
進む車線は標識を見て早めに確認

葛西からアクアライン方面へ向かう場合、首都高湾岸線を走り、川崎浮島方面へ進んでいきます。ここで大切なのが、アクアラインへ向かう車線を早めに意識しておくことです。特に土日や祝日は、アクアライン方面が混雑しやすくなります。渋滞が始まってから分岐へ向かう車線へ移ろうとしても、すでに長い車列ができていることがあります。
その状態で分岐直前に車線を変えようとすると、判断が難しくなります。速度差も出やすく、焦って入ろうとすれば危険です。お客様にも、アクアライン方面の案内標識が見えた段階から、進む車線を早めに確認することをお伝えしました。進む車線を早めに確認し、車線変更が必要なときはミラーと目視で安全を確かめます。
高速道路の不安は、操作そのものより「急に決めなければいけない場面」に出やすいです。だからこそ、早めに車線を選ぶことが大切です。
高速道路では、道を間違えないことより急な動きをしないことが大切

高速道路では、分岐や出口が近づくと焦りやすくなります。けれど、道を間違えそうになったからといって、急な車線変更をするのは危険です。分岐直前で無理に戻らないことをお伝えすると、お客様は「間違えたら終わりかと思ってました」と驚かれました。分岐を過ぎた場合は次の出口からルートを立て直せます。急な車線変更を避け、前方の流れを見て走り続ける判断を確認しました。
トンネルと海上区間で、速度と車間距離を見る
東京湾アクアラインは、ペーパードライバーの方にとって特別感のある道路です。海の上を走る区間、長いトンネル、海ほたる、木更津方面へ抜ける景色。普段の一般道とは雰囲気がかなり違います。アクアラインへ入る前、お客様は少し緊張しながら、「ここを自分で運転してるって、ちょっと信じられないです」とおっしゃっていました。
トンネルや坂の変化では、無意識に速度が落ちることがあります。前の車との距離を保ち、前方の流れと速度計を見ながら進みました。
お客様にも、前の車だけでなく、速度計もときどき確認していただきました。すると、「本当だ、気づかないうちにちょっと遅くなってますね」と変化に気づけるようになっていました。高速道路では、感覚だけでなく、数字を見ることも大切です。

木更津に着いてから、駐車場でもう一度ゆっくり

アクアラインを抜けると、木更津金田ICから三井アウトレットパーク木更津方面へ向かいます。高速道路を走り切ると、気持ちが少し緩みやすくなります。お客様も木更津方面の案内が見えてきたあたりで、「もう着いた気分です」とおっしゃっていました。
木更津金田ICを出ると、買い物へ向かう車や駐車場を探す車、バス、歩行者が目に入ります。目的地が近づいても急に進路を変えず、駐車場の入口まで周囲の流れを見ながら進みました。
駐車場に入る前には、早めに方向指示器を出し、後続車へ自分の動きを伝えます。そして、歩道や施設内の歩行者、駐車場から出てくる車を確認します。高速道路を走った直後は、速度感が残りやすいです。駐車場へ入るときは、いつも以上にゆっくり入る意識が必要です。
木更津アウトレットの駐車場では、近さより入れやすさを優先する
木更津アウトレットのような大型商業施設では、店舗入口に近い場所ほど混みやすくなります。平日は土日より落ち着いていることが多いですが、それでも入口近くや店舗に近い場所は車の出入りが多くなります。久しぶりの運転では、無理に近い場所を狙うより、少し歩いても入れやすい場所を選んだ方が安心です。
左右に余裕がある場所。通路の交通量が少ない場所。隣に大きな車が停まっていない場所。後ろから急かされにくい場所。こうした場所を選ぶだけで、駐車の難しさは変わります。お客様も最初は、「できれば入口の近くがいいです」とおっしゃっていました。
荷物を運ぶには入口に近い方が便利ですが、今回は駐車しやすい場所を選ぶことにしました。そのことをお伝えすると、「たしかに、入口に近くてぶつけたら全然楽じゃないですね」と納得されていました。
入口から少し歩く場所でも、落ち着いて停められる枠を選びました。
止まって直せる駐車を練習
駐車場では、バック駐車の練習も行いました。今回のお客様は、運転感覚は悪くありませんでしたが、駐車は少し緊張されていました。「前に走るのはなんとなく大丈夫なんですけど、バックになると急に信用できなくなります」
バックでは前進より見える範囲が狭くなります。速度を落とし、車体が斜めになったらいったん止めて、左右のミラーと後方を確認しました。
前へ出て角度を作り直す。もう一度、後方を確認して下がる。この流れができれば、駐車はかなり落ち着いて行えます。切り返しは失敗ではありません。安全に直すための操作です。何度か練習するうちに、白線の中へ入れたあとに左右の間隔を確認できるようになりました。
駐車が終わったあと、お客様が少し笑いながら、「高速より、こっちの方が汗かきました」とおっしゃっていました。駐車の緊張も、切り返して直せることを体験して少し和らいだご様子でした。

現地で休んでから、帰り道の運転へ
今回の特別企画プランでは、目的地に着いて終わりではありません。現地で少し過ごす時間も含めて、通常のお出かけに近い流れを体験します。実際のお出かけでは、行きの運転だけでなく、買い物後の帰り道もあります。到着した時点で気持ちが切れてしまうと、帰りの運転で集中が戻りにくくなることがあります。

お客様は、「これ、普通に楽しいですね。講習っていうより、お出かけの練習って感じです」とおっしゃっていました。買い物と休憩を挟んだことで、帰りのルートを確認してから運転を再開できました。
次の外出は、混雑と体調でルートを選ぶ
講習中には、今後ひとりで行くときのルートについてもお話ししました。

葛西から木更津アウトレットへ向かう場合、アクアライン経由は分かりやすく、特別感もあります。ただし、土日や祝日はアクアラインが混雑しやすいことがあります。特に帰りの上り方面は、時間帯によって渋滞が長くなることもあります。混雑が見込まれる日は、千葉県内を回って木更津へ向かうルートも選択肢になります。ただし走行距離が長くなるため、交通状況と時間の余裕を見て選びます。
「え、アクアラインを使わない木更津もあるんですか?」とお客様。千葉県内を回る道は距離が伸びる一方、アクアラインの混雑を避けられる場合もあります。帰りの時間や疲れ具合も含めて、どの道を使うか相談しました。
講習を終えて|葛西から木更津まで走れた一日
合流や分岐に大きな不安を抱えていたお客様でしたが、事前のルートと車線案内を確認することで、落ち着いてアクアラインを渡り木更津まで走り切ることができました。車間距離をしっかり確保することや、もしルートを間違えそうになっても無理な修正をしないという今回の学びは、次回ご自身で運転される際にも大きな安心材料となるはずです。
「次は平日の空いている日に、自分でもう一度行ってみたいです」笑顔でそう語る表情には、講習前の不安が消え、新しいドライブへの一歩を踏み出す自信が満ちていました。

よくある質問
長いブランクがあっても受講できますか?
はい、大丈夫です。講習は補助ブレーキを使用して行います。座席やミラーを合わせ、発進・停止、右左折前の確認から、その日の運転状況に合わせて一つずつ進めます。
車を持っていなくても受講できますか?
はい、受講できます。DSRの教習車を利用できます。カーシェア車両での講習も可能です。使用する車に合わせて、座席・ミラー・ペダルや各操作を出発前に確認します。
買い物や送迎で普段使う道を練習できますか?
はい、可能です。ご自宅周辺から目的地まで、右左折や車線変更、駐車場への出入りを含め、実際の移動に沿って練習できます。
高速道路や駐車も練習できますか?
はい、講習内容とコースに応じて可能です。駐車は周囲を確認しながら、切り返しも含めて練習します。高速道路は一般道での運転状況を確かめてから、合流や分岐へ進みます。初回限定の体験コースでは高速道路を扱いません。

葛西から、行きたい場所へ運転してみたい方へ
DSRでは、買い物や送迎、遠出など、行きたい場所に合わせて練習できます。


