
こんにちは。ドライビングスクールレボリューション(DSR)です。
今回は、妙典駅から始まる「駅待ち合わせコース」の講習レポートです。
受講されたのは、免許を取ってから約10年間ほとんど運転していなかったS様。近いうちにカーシェアを利用し、ご家族との買い物やドライブで運転したいとのことでした。
まだ車を持っていない方でも、駅で待ち合わせてDSRの講習車を使えば、運転姿勢や発進・停止から練習できます。
今回の120分では、妙典駅周辺から市川塩浜方面まで走り、国道357号での速度調整、車線変更、バック駐車の修正まで取り組みました。
今回の受講内容
受講者
S様・30代男性
運転のブランク
約10年
待ち合わせ場所
東京メトロ東西線・妙典駅ロータリー
使用車両
DSR講習車・コンパクトカー
運転する目的
カーシェアで家族との買い物やドライブ
主な練習
運転姿勢、発進・停止、右左折、速度調整、車線変更、バック駐車、駐車位置の修正
「カーシェアを借りて、いきなり走り出すのが怖い」
S様が受講された理由は、カーシェアで運転する前に、基本操作を一から確かめておきたかったからです。
「学生時代に免許を取ってから、ほとんど運転していません。近いうちに家族と出かけたいのですが、カーシェアを借りて、そのまま街中へ出る勇気がありませんでした」
10年ぶりの運転では、アクセルやブレーキをどの程度踏めばよいのか、車が道路のどこを走っているのか、どのタイミングで周囲を見ればよいのか分からなくなることがあります。
このような状態で、いきなり交通量の多い道路へ出る必要はありません。車内の準備から始め、発進、停止、右左折と、一つずつ進めていきます。
1.妙典駅のロータリーで待ち合わせ
午前9時30分、妙典駅のロータリーでS様と待ち合わせました。
講習車へ乗っていただき、最初は助手席で今日の目標を伺います。
近いうちにカーシェアを使って、ご家族との買い物やドライブで運転したいこと。免許を取ってから約10年間、ほとんど運転していないこと。特に車線変更と駐車に不安を感じていることをお聞きしました。
内容が決まったところで、運転席へ移っていただきます。

走り出す前に、シートとミラーを調整しました。
- お尻と背中をシートにつける
- ブレーキを十分に踏み込んでも膝が伸び切らない位置にする
- ハンドルを回しても肩がシートから大きく離れない距離にする
- ルームミラーに後方の窓全体が映るようにする
- ドアミラーは自分の車が内側に少し映る位置へ合わせる
シートを動かした後は、ミラーも合わせ直します。座る位置が変われば、鏡に映る範囲も変わるからです。
準備が終わると、S様からは「思っていたより周りが広く見えますね」と言葉が出ました。
発進する前に、無理なく操作できて周囲を見やすい状態を作っておきます。
2.妙典周辺で発進・停止と右左折を練習
ロータリーを出た後は、妙典駅周辺の比較的見通しを取りやすい道路から走り始めました。
いきなり交通量の多い道路へ向かうのではなく、最初は講習車のアクセルとブレーキ、ハンドルの動きに慣れる時間を取ります。

妙典駅周辺は道路が整備されていますが、駅へ向かう歩行者や自転車と近い距離ですれ違うことがあります。
ここで練習したのが、危険が起きそうな場所へ近づいたらアクセルを戻し、右足をブレーキへ移しておく動作です。この準備を「構えブレーキ」と呼びます。
例えば、次のような場所です。
- 建物や塀で左右を見通せない交差点
- 自転車が歩道から車道へ出てくる可能性がある場所
- 駐車車両の陰に人がいるかもしれない道路
- 信号のない横断歩道の手前
アクセルを戻す。右足をブレーキへ移す。左右が見える位置まで速度を落とす。
やることを動作に分けると、「気をつけなければ」と考え続けるだけの状態から抜けられます。
S様も、数回走るうちに早めにアクセルを戻せるようになり、交差点へ入る速度が落ち着いてきました。
3.湾岸道路をららぽーと方面へ。一定の速度で走る練習
発進、停止、右左折に慣れてきたところで、市川塩浜方面から国道357号へ入り、ららぽーとTOKYO-BAY方面へ走りました。
ここでは、まだ車線変更を行いません。
先に練習したのは、周囲の流れを見ながら一定の速度を保つことです。

国道357号は、乗用車だけでなくトラックも多く走ります。妙典駅周辺の道路よりも周囲の速度が上がるため、久しぶりに運転する方は車に囲まれているように感じることがあります。
S様も最初は、後ろの車が気になってアクセルを踏み足し、前の車へ近づくと急にアクセルを戻していました。そのため、速度が上がったり下がったりしています。
そこで、次の三つに分けて練習しました。
- 速度計ばかり見ず、前方の流れを見る
- 前の車との距離が縮まったら、早めにアクセルを少し戻す
- 速度が落ちすぎたら、アクセルを少しだけ踏み足す
アクセルは、踏むか離すかの二択ではありません。踏み込む量を小さく変えながら、前の車との距離と速度を整えます。
車線の中央を保ち、前方を遠くまで見ながら走る練習も行いました。
しばらく走ると速度の上下が小さくなり、トラックが隣を走っていても、進行方向から目を離さずに走れるようになってきました。
4.市川方面へ戻る復路で車線変更を練習
湾岸道路の速さに慣れてから、市川方面へ戻る復路で車線変更を練習しました。
最初から車線変更へ進まなかったのは、速度を保てない状態で後方確認を加えると、車がふらついたり前の車へ近づいたりしやすいためです。

S様が不安を感じていたのは、ミラーを見るとハンドルが動いてしまうことと、後ろの車との距離を判断できないことでした。
そこで、次の順番に分けました。
- ハンドルをまっすぐ保ったまま、ミラーで後方の流れを見る
- 変更する方向へ合図を出す
- 車線を保ったまま約3秒待つ
- ミラーと目視で、後方と斜め後ろをもう一度見る
- 十分な間隔があると判断できたら、ゆっくり隣の車線へ移る
合図を出したからといって、必ず車線を移れるわけではありません。
後ろの車が速度を落とさない場合や、死角に車やバイクがいる場合は、そのまま現在の車線を走ります。入れなければ、次の機会を待てば大丈夫です。
S様は最初、ミラーを見るたびにハンドルがわずかに動いていました。
そこで、ミラーを見る前に腕の力を抜き、前方へ視線を戻してから次の操作へ進む練習を繰り返しました。
後半には、速度を大きく変えず、後方を見直してから隣の車線へ移れるようになりました。
5.イオン市川妙典店でバック駐車と修正を練習
湾岸道路から妙典へ戻り、最後はイオン市川妙典店でバック駐車を行いました。
施設の利用やほかの車の通行を妨げないよう、周囲に十分な空きがある区画を選びます。

1回目のバック駐車では、車体が右側の白線へ近づきました。
ここで大切なのは、無理にそのまま下がらないことです。一度停止し、左右の白線、周囲の車、車体の角度を見ます。
駐車の修正方法は、車の角度、タイヤの向き、前方に残っている距離によって変わります。
今回は助手席から車の位置を一緒に見ながら、次の順番で直しました。
- 後退を止める
- 左右と後方を見る
- 前へ出られる距離を確かめる
- 車体の角度を作り直す
- タイヤの向きを整えてから、もう一度ゆっくり下がる
一度で枠の中央へ入れることより、ズレに気づいて止まり、自分で直せることのほうが実際の駐車では役立ちます。
S様も二度目は、右側の白線へ近づいたところで、自分から後退を止めました。
「右側が近いので、いったん前へ出たほうがいいですね」
最初はどこを見ればよいのか分からなかった状態から、車の位置を見て次の操作を選べるところまで進みました。
講習を終えて、妙典駅のロータリーへ
駐車練習を終えた後は、妙典駅のロータリーまで戻って講習終了です。
S様からは、次の感想をいただきました。
「車線変更は、後ろを見てすぐ動かなければいけないと思っていました。見る順番が分かると、前より落ち着いてできました。駐車も、一度で入らなくても直せると分かって気持ちが楽になりました」
今回の講習では、発進や停止から始め、国道357号での速度調整、車線変更、バック駐車まで進みました。
ただし、一度の講習ですべての不安がなくなったわけではありません。
車線変更では、ミラーを見た後に前方へ視線を戻すこと。駐車では、車が白線へ近づいたときに早めに止まること。S様が一人で運転するときにも続けてほしい点を、講習の最後にもう一度共有しました。
10年ぶりの運転では、操作を思い出すだけでなく、周囲のどこを見て、いつ判断するのかを整理する必要があります。
今回のS様も、最初は後ろの車や隣を走るトラックが気になり、アクセルやハンドルの操作が安定しないことがありました。それでも、見る場所と操作の順番を一つずつ分けることで、自分で判断できる場面が増えていきました。
S様、120分の講習お疲れさまでした。
次にカーシェアを利用するときは、今回練習した発進前の準備と、分からなくなったら無理に動かず一度止まることを思い出してみてください。
妙典駅待ち合わせのペーパードライバー講習について
妙典駅で待ち合わせ、DSRの講習車を使って練習できます。
自分の車をまだ持っていない方や、カーシェアやレンタカーを利用する前に運転を練習しておきたい方も受講できます。
講習内容は決められた順番で進めるものではありません。
今回のように妙典駅周辺で基本操作から始めることも、駐車を中心に時間を使うこともできます。国道357号や交通量の多い道路へ進むかどうかも、当日の運転状態を見ながら判断します。
よくある質問
自分の車を持っていなくても受講できますか?
はい。DSRの講習車を使用できます。
「カーシェアを契約する前に練習したい」「旅行先でレンタカーを運転する予定がある」という方も受講できます。
妙典駅で待ち合わせた後、講習車へ乗って練習を始めます。
10年以上運転していなくても大丈夫ですか?
運転席の座り方やミラーの合わせ方、アクセルとブレーキの位置から始められます。
長いブランクがある方に、最初から交通量の多い道路を走っていただくことはありません。妙典駅周辺の走りやすい道路で発進、停止、右左折を行い、操作の状態を見ながら進めます。
ブランクの年数が同じでも、免許取得後の運転経験や現在の不安は一人ずつ異なります。そのため、年数だけで講習内容を決めることはありません。
120分で車線変更や駐車まで練習できますか?
当日の運転状態によって変わります。
今回のS様は、妙典駅周辺で基本操作を行った後、国道357号での走行、車線変更、駐車まで進みました。
一方で、発進や停止、右左折に時間をかけたほうがよい場合もあります。無理に予定した内容をすべて行うのではなく、安全に進められる範囲で優先順位を決めます。
この記事の講習内容は、120分で必ず同じところまで進めるという意味ではありません。
イオン市川妙典店で駐車練習はできますか?
当日の混雑状況や駐車場の利用状況を見て判断します。
混雑している時間帯や、ほかの利用者の通行を妨げる可能性がある場合は、別の場所へ変更します。特定の駐車場での練習を必ず約束するものではありません。
駐車だけを重点的に練習したい場合は、予約時に練習内容として記入できます。
何回くらい受講すれば、一人で運転できますか?
必要な回数は、ブランクの年数だけでは決められません。
運転する目的、使用する車、走りたい道路、駐車場の難しさによって変わります。近所の買い物だけが目的の方と、高速道路や都内での運転が必要な方では、練習する内容も異なります。
初回の講習で現在の運転状態を見たうえで、追加の練習が必要な場合だけ、内容と回数の目安をお伝えします。


妙典駅から運転を再開したい方へ
妙典駅での待ち合わせをご希望の場合は、ご予約時に「妙典駅待ち合わせ希望」とご記入ください。
あわせて、運転のブランク、ご利用予定の車、練習したい内容が分かると、当日の講習を進めやすくなります。
内容がまだ決まっていない場合は、「カーシェアを使いたい」「駐車が不安」など、現在考えている目的だけでも構いません。運転状態を見ながら、その日に必要な練習から始めます。
