推しの馬に会いに北海道へ。5年ぶりの運転に挑んだ足立区30代男性のペーパードライバー講習

本日のお客様は、東京都足立区にお住まいの30代男性のお客様です。

18歳のときに免許を取得されたものの、これまで運転経験は数えるほど。直近でも、車を運転されたのは約5年前とのことでした。

今回お申し込みいただいた理由は、とても印象的でした。

転職に伴うお休みの期間を使って、北海道へ行く予定があるとのこと。北海道には、お客様が応援している“推しの馬”がいるそうです。

ただ、牧場まで向かうには車が必要になる。

「これはさすがに、いきなり一人で運転するのは不安だ」

そう判断され、DSRのペーパードライバー講習へお申し込みくださいました。

初回は90分の体験コース。5年ぶりの運転

初回は、90分の体験コースを受講されました。

5年ぶりの運転ということで、最初はかなり緊張されている様子でしたが、実際に走り出してみると、ハンドル操作や右左折前のミラー確認、目視確認など、基本的な部分はきちんと残っていました。

もちろん、久しぶりの運転です。

車両感覚や右左折時の寄せ、曲がるときの軌道には少し曖昧な部分がありました。

特に気になったのは、左折時の動きです。

お客様ご本人は、左へしっかり寄せようと意識されていました。これはとても良いことです。左折前に左側へ寄せる意識があるだけでも、巻き込み確認や進路の作り方はかなり変わります。

ただ、実際に曲がり始める場面で、車が少し外側へふくらむ動きがありました。

曲がる直前に、一度外側へ車を振ってから曲がるような動きです。一般的には「あおりハンドル」と呼ばれることがあります。

あおりハンドルを防ぐため左折の軌道を確認する場面

お客様がわざと大きくふくらませているわけではありません。
ペーパードライバーの方にはよくあります。

左折が不安だと、無意識に「大きく回らないと曲がれない」と感じてしまいます。すると、ハンドルを切る前に車の向きが少し外側へ向きます。

車は、前輪が向いた方向へ進みます。

ほんの少し外を向いただけでも、車体は外側へふくらみます。自分では小さな動きのつもりでも、隣の車線や後ろのバイクから見ると、急に右へ寄ってきたように見えることがあります。

足立区のペーパードライバー講習で左折前の車両感覚を確認する場面
初回限定90分9,800円のDSRペーパードライバー体験コース

※体験コース:マイカー教習・高速教習は対象外となります。

あおりハンドルが危ない理由

あおりハンドルの怖いところは、本人の中では「左折の準備」をしているつもりでも、周囲の車やバイクには違う動きに見えることです。

左折しようとしている車が、曲がる直前にいったん右へふくらむ。

後ろのバイクや自転車から見ると、
「この車は右へ寄るのか?」
「車線変更するのか?」と予測が付きづらくなります。

隣の車線を走る車に近づくこともあります。

狭い道では、対向車や電柱、縁石との距離も変わります。駐車車両がある場所では、車体の向きがずれるだけで、思っているより外側へ出てしまいます。

左折は、大きく回れば安全というものではありません。

左折の確認

曲がる前に左へ寄せる。
曲がる場所を早めに見る。
歩道側、自転車、バイク、歩行者を確認する。
そして、車の前輪を外へ向けずに、必要なタイミングでハンドルを切る。

初回の90分では、この左折時のふくらみを中心に修正しました。

左折時のあおりハンドルを修正するペーパードライバー講習イメージ

練習を重ねるうちに、左折前の位置取りとハンドルを切り始めるタイミングが安定し、
90分の体験コースだけでも、かなり運転の感覚は戻ってきた印象でした。

ただ、お客様ご本人としては、

「まだ少し不安が残る」とのことで、
北海道での運転を想定し、追加で130分コースをお申し込みいただきました。

2回目の講習。「明日、北海道へ行くことにしました!」

そして迎えた、2回目の講習です。

ご挨拶をしてすぐに、北海道のお話に。
「北海道は、いつ行くことにしたんですか?」

「明日行くことにしました!」

「明日っ!?」
思わず、こちらも驚いてしまいました。

せっかく講習で運転に慣れてきたのなら、その感覚が残っているうちに実際の運転へつなげる。もちろん無理は禁物ですが、必要以上に間を空けすぎないことも大切です。

ひとりで運転するのは、最初は誰でもドキドキします。

私自身も、初めて一人で車に乗ったときはもちろん怖さがありました。ただ同時に、車を自分で動かして、自分の行きたい場所へ向かえることに、少し大人になったような感覚がありました。

車には責任があります。
でも、正しく扱えば、行ける場所が一気に広がります。

北海道の牧場へ、自分で運転して推しの馬に会いに行く。
なんて美しいドラマでしょうか。

北海道の牧場へ向かうレンタカー運転をイメージする場面

今回は、北海道での運転を想定した実践練習へ

2回目の講習では、北海道でレンタカーを借りて目的地へ向かう場面を想定しました。
「今回は、ナビを見ながら目的地まで走ってみましょう」

目的地は越谷レイクタウン方面に設定しました。ご自宅周辺から約30分ほどの距離です。
実際に走ってみると、ナビの見方はとても落ち着いていました。

次にどこで曲がるのか。
どこの車線を走っておいた方がよいのか。
目的地まで、あとどれくらいか。

そのあたりを、走行中に慌てて見るのではなく、信号待ちの時間を使って確認できていました。
慣れないうちは、走りながらナビを細かく見るのは危険です。

特に初めて走る場所では、信号待ちの間に次の曲がる場所を確認しておく。
右左折が続く場所では、どちら側の車線にいた方がよいかを先に見ておく。

これだけでも、運転中の焦りはかなり減ります。
前回しっかり練習した左折も、今回はかなり安定していました。

左へ寄せる。
ふくらまずに曲がる。
曲がった先の横断歩道を見る。

この一連の動きが、前回よりも自然になっていました。
2回目の講習でここまでできる方は、正直あまり多くありません。

ナビを見ながら北海道での目的地まで走る練習をする場面

介護のお仕事から事務方へ。運転が必要になるかもしれないタイミング

道中では、いろいろなお話もしました。
お客様は介護のお仕事をされており、これまでは現場に出ることが多かったそうです。

今回、事務方のお仕事へ転職されることになり、その中で車を運転する機会が出てくるかもしれないとのことで、いくつかの理由が重なり、今回の講習につながったそうです。

最初は教習所でのペーパードライバー講習も考えたそうですが、料金がかなり高く感じられたとのこと。
入所金なども必要になる場合があるようで、それは負担が大きすぎますよね…。

転職後に仕事で運転が必要になる場面を想定する講習

幹線道路での走行

レイクタウン方面へ向かう道中では、幹線道路も走行しました。

久しぶりの運転では、スピードを出すことそのものが怖くなる方も多いです。

アクセルを踏み足せない。
少し速度が上がると、すぐブレーキを踏んでしまう。
後ろの車が近づくと、余計に焦ってしまう。

大きい道路ではこのような動きになることは珍しくありません。

しかし、今回のお客様は、必要な場面でしっかり速度を保てていました。
無駄なブレーキも少なく、前の車との距離も極端に詰め過ぎてしまうこともなく、
もちろん、まだ練習は必要ですが、

それでも、5年ぶりの運転から2回目の講習でここまで走れるのは、感が良いのでしょう。
また「前回の講習から一週間も空いてないこと」これも慣れる上で大きいです。

幹線道路で速度と車間距離を確認するペーパードライバー講習

レイクタウンに到着。駐車はバックモニターだけでは危ない

レイクタウンに到着後、駐車場で駐車の練習を行いました。
レイクタウン駐車場は、車の出入りが多い場所です。

空き区画を探す車。
通路を進む車。
歩いている人。
後ろで待っている車。

静かな駐車場でゆっくり練習するのとは違い、
実際の商業施設では、後続車のプレッシャーを感じながら駐車しなければならない状況も出てきます。

最初は、やはりバックモニターを見る時間が長くなっていました。

バックモニターはとても便利です。

ただ、見続けてしまうと、周囲の動きが見えなくなります。
車が白線に対して真っすぐになっているかも、画面だけでは分かりにくくなり、
何より、後続車や歩行者の動きに気づくのが遅れます。

1回の駐車練習で完璧を目指す必要はありません。
今回の目的は、一発で入れることではなく、入らなかったときにいかに修正を行うかが目的です。

レイクタウン駐車場でバックモニターと目視を切り替える練習

一発で入らなくてもいい。大事なのはリカバリー

駐車が苦手な方ほど、「一回で入れなきゃ」と考えてしまいがちです。

しかし、最初から一発で入れる必要はなく、入れられることは殆どありません。
むしろ大切なのは、ずれたときにどう直すかです。

今回は、前進での幅寄せと、バックでの幅寄せを繰り返し練習しました。

白線に対して車が右へ寄りすぎた。
左へ寄りすぎた。
斜めになった。
隣の車との距離が気になる。

そのときに、どちらへハンドルを切り、どのくらい前へ出て、どのように寄せ直すのか。
これらをひとつずつ確認しました。

バックでの幅寄せのコツをお伝えすると、お客様は少し感覚をつかまれたようで、白線に対してかなり上手に寄せることができました。

駐車は、幅寄せができるようになると一気に変わります。
一発で入れる技術よりも、ずれたときに直せる力の方が、実際の駐車場では役に立ちます。

後ろで車に待たれるとどうしても焦ってしまいます。

時には、嫌そうな顔をされることもあります。
でも、その人とはもう二度と会うことはないでしょう。

それよりも、自分の車をぶつけないこと。隣の車に当てないこと。歩行者を見落とさないこと。
焦って無理に入れるより、一度前へ出て、落ち着いて入れ直す方が安全です。

駐車で白線に合わせて幅寄せを修正する練習

次は、三郷のららぽーと方面へ

レイクタウンでの駐車練習を終えたあと、今度は三郷のららぽーと方面へ向かいました。

途中には、少し複雑に感じる道路も、
車線の流れ、案内標識、右左折のタイミング、周囲の車の動き。
初めて走ると、少し分かりにくい場所があります。

お客様も、
「これは初見で走るのは難しいですね」とおっしゃっていました。

その通りです。
初めての道で、最初からすべてを完璧に走るのは簡単ではありません。

これは、運転の上手い下手だけの問題ではなく、道には、それぞれ特徴があります。

初見の道路では、とにかく遠くに目を向けて、
どこに道路が繋がっているのか、道が続いているかなどを瞬時に判断できることが大事になります。

こうしたことは、実際にいろいろな道を走る中で身に付いてくるものです。
だからこそ、DSRのペーパードライバー講習では、様々な道を走行できるようプログラムを組んでいます。

三郷ららぽーと方面へ向かう道路で車線と標識を確認する場面

ららぽーとでも駐車練習。「北海道なら入れられそうです」

三郷のららぽーとに到着後、施設内でも少し駐車練習を行いました。

レイクタウンでの練習を挟んだことで、駐車時の動きにも少し変化が出ていました。
もちろん、まだ迷う場面はあります。

ハンドルをどちらへ切るのか。
どのタイミングで戻すのか。
車が白線に対して真っすぐになっているのか。

一回で迷わずできるところまでは、まだ時間が必要です。

それでも、お客様の中で「ずれたら直せばいい」という考え方が少し入ってきたように見えました。
そして、練習の終盤でこうおっしゃいました。

「何とか北海道なら入れられそうです」

この自信はとても大きいです。
完璧でなくてもいい。

でも、出先で駐車場に入ったときに、
何をすればいいか分かる、ずれても入れ直せる。

そこまで持っていければ、実際の運転はかなり変わります。

ららぽーと駐車場で北海道旅行前の駐車感覚を確認する場面

「運転って楽しいですね」

終了時間が近づいてきたため、ご自宅方面へ戻りました。

帰り道で、お客様がふとおっしゃいました。
「いやー、運転って楽しいですね。あんなにレイクタウンまですぐ行けるなんて。電車だと大変だから」

本当に、その通りだと思います。
車は便利です。

行ける場所が増えます。
荷物を持って移動できます。
時間の使い方も変わります。
電車では行きにくい場所にも、自分のタイミングで向かえます。

今回のお客様にとっては、それが北海道の牧場でした。
推しの馬に会いに行くために、5年ぶりの運転へ踏み出す。

そのきっかけがあるだけで、人はしっかり行動できるのだと、こちらも改めて感じました。

ただし、車は責任の大きい乗り物です。

安全運転のポイント

楽しいからこそ、確認を省かない。
便利だからこそ、無理をしない。
焦ったときほど、止まれる準備をしておく。

この基本は、どこを走るときも変わりません。

最後にお客様から、

「明日から安全運転で行ってきます」
「高速とかも練習したいので、帰ってきたらお願いします」

という嬉しいお言葉もいただきました。

明日からの北海道、どうか安全運転で楽しんできてください。
一人での初ドライブと推し活が、お客様にとって良い時間になりますように。

運転の楽しさを感じながら安全運転で出発するイメージ

よくある質問

足立区から北海道旅行前のレンタカー練習はできますか?

はい、可能です。旅行先でレンタカーを運転する予定がある場合は、普段の生活道路だけでなく、ナビを見ながら走る練習、幹線道路の速度感、駐車場での出入りまで目的に合わせて確認します。

5年ぶりの運転で、左折やあおりハンドルが不安でも大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。講習は補助ブレーキを使用して行います。発進、停止、車線の位置、右左折前の確認、ハンドルを切るタイミングを一つずつ確認しながら進めます。

商業施設の駐車場やナビを見ながらの練習もできますか?

はい、できます。今回のようにレイクタウンやららぽーと方面など、交通量のある道路から駐車場に入る流れを想定し、バックモニター、ミラー、目視の使い分けが出来るように練習します。

仕事で車を使うことになりました。営業先を回る練習は可能ですか?

はい、もちろん可能です。営業先で安全に回れるようなルートもご提案させていただきます。

足立区で運転を再開したい方へ

DSRの講習では、補助ブレーキを使用し、安全に配慮しながら進めています。

足立区での買い物、駅前への送迎、幹線道路の走行、駐車場での出入り。
交通量が多い場所でも、見る場所、止まる場所、進むタイミングを一つずつ確認しながら、生活で使う運転を身につけていきます。

「急なご旅行や、転勤などで車が必要になった」など、LINEでお気軽にご相談ください。

講習は、最初から最後まで担当が変わらない完全マンツーマン形式です。不要な講習回数をすすめることはありません。

DSRでは、生活道路、駅前、幹線道路、駐車場、駐車場の入出庫まで、必要になる場面に合わせて、最後までしっかりサポートいたします。