メキシコ赴任前に、20年ぶりの運転を一から確認。中央区40代男性のペーパードライバー講習

DSRペーパードライバー講習レポート

今回ご紹介するのは、東京都中央区にお住まいの40代男性のお客様です。

免許を取ったのは約20年前
けれど、その後に車を運転する機会は一度もありませんでした。

ご本人の中でも、車はもう自分の生活には関係のないものになっていたそうです。

「もう乗ることはないと思っていました」

そんなお客様が、今回あらためて運転と向き合うことになりました。
きっかけは、メキシコへの駐在です。

今回は、5回のコースをお申込みいただきました。

海外赴任で、運転が急に現実になる

海外転勤をきっかけに、ペーパードライバー講習を受講される方は少なくありません。

国や地域によっては、会社が運転手を手配してくれる場合もあるそうです。

ただ、お客様から伺った話では、治安上の理由から、簡単に運転手を付けられない地域もあるとのこと。今回の赴任先でも、自分で運転する必要があると会社から説明を受けたそうです。

海外赴任前に中央区周辺で運転感覚を確認するペーパードライバー講習

日本では、電車、バス、タクシー、徒歩で日常生活が成り立つ場面が多くあります。
その環境に慣れていると、車を運転しないまま何年も過ぎることがあります。

けれど、生活する国が変われば、移動の前提も変わります

お客様は、海外赴任を命じられた際に、会社へこう相談したそうです。
「それなら、ペーパードライバー講習を受けさせてください」

前例の少ないケースだったようで、社内はざわついたそうです(笑)
それでも許可が下り、今回の講習が始まりました。

メキシコ赴任前に20年ぶりの運転を一から確認する中央区のペーパードライバー講習イメージ

1回目|晴海で基礎確認。見やすい道にも落とし穴がある

初回は、晴海方面へ移動しました。

晴海には、東京2020大会の選手村として使われたエリアがあります。
現在は新しい街として整備され、道路の区画もきれいです。

道幅にもゆとりがあり、右左折、停止、発進、車線の中央を走る練習を始めやすい場所です。

実際の街でありながら、基礎確認を行いやすい。
リアルな教習所のように使えるエリアでもあります。

ただ、走りやすい道ほど、見落としが出ることもあります。

横断歩道の確認

晴海周辺は信号のない横断歩道も多く、歩行者が道路を渡ろうとしている場面に出会います。
さらにこの日は、配送業者の車が横断歩道近くに停車していました。

その車の陰から、子どもが渡ろうとしている姿が見えました。

私からは見えていましたが、お客様の目線はまだそこまで届いていない様子でした。

「横断歩道の手前で止まりましょう」

停止したあと、お客様はかなり驚かれていました。
「うわー、本当に見えないものですね」

この気づきは、とても大きいです。
一度このような場面を経験すると、次から横断歩道への見方が変わります。

初回は、発進、停止、右左折、ミラー確認、目視、一時停止、横断歩道付近の確認を中心に練習しました。

免許取得以来ほとんど運転していない状態からのスタートですが、
それでも後半には、ハンドル操作や車両感覚に少しずつ慣れてきました。

今後は、1週間に1回のペースで講習を進めていくことになりました。

晴海周辺で基礎操作と横断歩道の確認を練習する中央区のペーパードライバー講習

2回目|錦糸町方面へ。人の多い道路で、見る場所を増やす

2回目は、錦糸町方面へ。

初回の晴海とは違い、錦糸町周辺は人の動きが多いエリア。

走りながら、お客様からこんな言葉が出ました。
「こんなに人が多いんですね。目がついていかないです」

これは自然な反応です。

20年近く運転していない状態で、いきなり街中の動きを全部追おうとしても、簡単にはいきません。

大事なのは、見る場所を判断できるようになること
無駄なところばかりみていても仕方がありません、
今回は集中的に危険予測を行い、走行する練習を行いました。

人の多い道路で見る場所

人が多い場所では、急な横断や飛び出しに備えて、ブレーキ側へ足を置く時間を多く作ることが大切です。

アクセルを踏んでよい場所
アクセルを抜くべき場所
ブレーキを構える場所

この切り替えを道路状況に合わせて早めに判断し、メリハリを付けて運転することが、安全運転への備えになります。


講習の終盤ともなると、少し目が慣れてきた様子で、
お客様自身が、注意する場所を口に出しながら運転できるようになっていました。
危険な場所を言葉に出しながら運転するのはとても良い事です。

錦糸町方面の人の多い道路で危険予測を練習するペーパードライバー講習

3回目|湾岸道路で車線変更。速度を保つ練習へ

3回目は、湾岸道路方面で車線変更の練習を行いました。

まず確認したのは、一定の速度を保つこと。

ペーパードライバーの方は、速度が少し上がると不安になり、すぐブレーキで抑えようとすることがあります。

今回のお客様も、最初は同じでした。

少し速度が上がると、ブレーキで落としたくなる。
ただ、流れのある道路で毎回ブレーキを使うと、後続車との距離が詰まりやすくなります。

必要がない場面では、アクセルを少し戻して調整します。

アクセルを戻すと、車は自然に速度を落とします。
これがエンジンブレーキです。

速度調整のポイント

ブレーキを踏むほどではないけれど、少し速度を落としたい。
前の車との距離を保ちたい。
流れの速い道路で、車を落ち着かせたい。

こうした場面では、毎回ブレーキに頼るのではなく、アクセルの踏み方と戻し方で速度を調整できるようにしていきます。

アクセルを踏むところ、戻すところ、必要なときにブレーキを使うところ。
このメリハリが出てくると、車の動きはなめらかになり、走り方にも余裕が出てきます。

だいぶ速度も安定してきたので、続いて車線変更への練習へと進んでいきます。

車線変更の確認順

ミラーで後方確認
移りたい車線の車との距離を測る
ウインカーを出す。
ミラーで再度後方確認
目視で死角を見る。
車をゆっくりと隣の車線へ移す。

この流れを何度も確認します。

ペーパードライバーの方にかなり多く見られるのが、車線変更のときにハンドルをグイッと動かしてしまうことです。

これは珍しいことではありません。

教習所では、実際の交通の流れの中で車線変更を繰り返す機会は、ほぼありません。
そのため、ミラーで後方を見て、隣の車線との距離を見て、ウインカーを出し、目視をして、車を横へ移すという流れが、体に入っていないのは当たり前です。

そして、車線変更では、どうしても「早く移りたい」という気持ちが出てしまい、ハンドルをグイっと動かしていまいガチに、
急な横への進路変更は、道路状況でスリップの危険やハンドルを大きく動かしたことで速度も落ちやすくなり、かえって周囲の車との距離が詰まることがあります。

車線変更は、ハンドルを切って移るというより、車を少しずつ隣の車線へ移していく動きです。

「頭では分かっていても、なかなか難しいものですね」

本当にその通りです。

湾岸道路で速度調整と車線変更を確認するペーパードライバー講習

新浦安で駐車練習。一発で入れるより、直せること

湾岸道路での練習後、新浦安方面へ移動し、駐車練習を行いました。

ペーパードライバーの鬼門とも言える駐車ですが、
最初から一発で入れられるような人は、99%いないと言えます。

駐車は勿論、ちょっとしたコツはありますが、感覚がやはり大事になってきます。
その感覚が最初からある人は本当に、ごく稀です。

駐車で大事なこと

DSRの講習で大事にしているのは、駐車の修正力です。

曲がって入ってしまった車を幅寄せで直す。
この動きを繰り返すことで、車がどの向きに動くのかが少しずつ見えてきます。

一回で入れられないことは、恥ではありません。
むしろ、直しながら車の動きをつかむための大事な練習です。

今回は駐車のリカバリーをどう行うかを重点的に練習すると、後退時ハンドルをどっちに切ればいいの?とハテナ状態だったお客様もハンドルの動きが少しずつ頭に入ってきたようです。

次に海外では、前向き駐車をする場面が多いです。

そこで、今回は前向き駐車も練習しました。

よくお客様の中には、前から止めたらダメなんですか?と聞かれることもありますが、
前からの駐車は意外と難しいもので、
前向き駐車では、車のボンネットの先端の距離感が見えないこともあり、隣の車との感覚がかなり掴みづらいのです。
さらに、前から入れてしまうと修正は結局苦手なバックで行う事になります。

また、出庫時が難しくなるのです。
これが海外で前向き駐車が推奨されている所以で、万引きが多いとされる海外では後ろ向きだとすぐに出庫できてしまうので、出庫がしづらい前向きの駐車が推奨されているとも言われています。

この日は、駐車をかなり練習したので、
今日ばかりはお客様も少し疲れた表情でした。

駐車は、走行とはまた違う神経がすり減りますよね。

新浦安で駐車の修正力を練習するペーパードライバー講習

4回目|首都高に備えて、車線変更とナビ走行を総復習

4回目は、5回目の高速講習に備えて、車線変更の総復習と駐車練習を行いました。

あわせて、ナビを見ながら目的地へ向かう練習もしていきます。
発進、停止、右左折、速度の保ち方、ミラー確認、目視。
初回と比べると、車の動かし方に余裕が出ていました。

お客様からも、印象的な言葉が、

「もっと早く乗っておけばよかったです」

この言葉は、ペーパードライバー講習をしていて嬉しい瞬間です。

長く運転していないと、車はどんどん遠い存在になります。

・怖い。
・今さら無理かもしれない。
・自分には向いていないかもしれない。

そう考えてしまう方も多いと思います。
でも、実際に練習してみると、「思っていたより走れるかもしれない」と感じる方はとても多いです。

「私には向いていないかも」と決めるのは、もう一度運転席に座って、実際に車を動かしてからでも遅くありません。

首都高に備えて車線変更とナビ走行を総復習するペーパードライバー講習

海外で必須の縦列駐車

日本と駐車事情が違う海外では縦列駐車が必要とされます。
この日は、お茶の水方面で縦列駐車の練習も行いました。

縦列駐車は、通常の駐車とは車の動き方が違います。

後ろへ下がりながら、車の角度を作る。
縁石と後輪の位置を見る。
自車のボンネットと前の車との距離を見る。
ハンドルを戻すタイミングを見極める。

この日は、狭い間隔への縦列は行いませんでしたが、少しスペースに余裕のある場所に入れることはできるようになりました。

ただ、お客様はコツをつかまれた様子で、「メキシコでしっかり練習します」とスッキリした顔をしていらっしゃいました。
前回は駐車でだいぶお疲れだったようですが、自分の中で何かを掴めたようです。
何かパズルが解けた時のような感じとでも言うのでしょうか、胴上げしたいぐらい私も嬉しいです。

海外赴任前に縦列駐車を練習するペーパードライバー講習

5回目|いよいよ首都高へ。塩浜入口から合流

5回目の最終日は、高速道路の講習です。

今回は、首都高速9号深川線、塩浜入口から首都高へ入ることにしました。
この入口は、右側から本線へ向かい、そこから左車線へと合流していく入り口です。

左方向へと合流するのはサイドミラーの死角になる部分が多く、
初めて高速へ入る方にとっては、少し難しい場面。

ただ、ここまで車線変更を繰り返し練習してきたので、
ミラー、目視と、落ち着いて確実な合流ができました。

初回の運転を思うと、かなり感慨深い瞬間です。

その後、首都高速湾岸線へと合流していきます。
ここからは最高時速80kmの道路ですが、速度を保ちながら、
前の車の動きに合わせてアクセルで加減速できていました。

速度が上がると、ついブレーキで調整したくなります。
しかし、高速道路では、アクセルを少し戻すだけで十分な場面も多くあります。

前の車との距離を見ながら、ブレーキに頼りすぎず、アクセルで車を落ち着かせる。
この動きも、かなり安定しています。

首都高速9号深川線の塩浜入口から合流を練習するペーパードライバー講習

中央環状線で横風に注意

次は湾岸線から中央環状線方面へと

この日は風が強く、道路上でも横風をかなり感じます。
中央環状線は荒川沿いを走る区間があり、風の影響を受けやすい道路です。

車高の低いプリウスでも、横から風を受けると車体が揺さぶられる感覚があり、
お客様も驚いた様子でした。

「こんなに煽られるものなんですね」

湾岸線からそのまま走ってくると、同じ感覚で速度を保ってしまいそうになりますが、
首都高は区間によって速度規制が変わります。中央環状線は最高時速60kmの道路です。

・広く見える道路でも、カーブが多い。
・合流や分岐が多い。
・風の影響を受けやすい。
・見通しが悪い。
・交通量が多い。

速度が低く指定されている場所には、理由があります。

標識を見て、その道路に合った速度で走る。
これは、高速道路でも一般道でも変わりません。

中央環状線で横風と速度規制を確認する首都高講習

飛鳥山トンネル方面へ。車間距離の怖さを知る

その後、王子方面へ進み、飛鳥山トンネル周辺も走行しました。
このあたりは、車間距離が詰まりやすい場面があります。

高速道路を走っていると、信じられないくらい前の車に近づいて走る車を見かけることがあります。
しかし、車間距離を詰めるほど無駄なことはありません
前の車が急にブレーキを踏んだとき、反応できる時間がなくなります。

特に首都高は、カーブが多い道路です。

カーブの先で渋滞しているかもしれない。
トンネルの出口付近で流れが悪くなっているかもしれない。
分岐の手前で急に減速する車がいるかもしれない。

そこまで見越して運転する必要があります。

トンネルでは、ブレーキランプが壁に反射して見えることがあります。

こうした変化を見ておくと、早めにアクセルを戻し、ブレーキに備えることができます。

その後も首都高をグルっと回り、レインボーブリッジまで来ると、
「なんかここを走っているって信じられないですね」とお客様が仰いました。
やはりレインボーブリッジは首都高の象徴のようなものなので、感慨深いものがありますよね。

飛鳥山トンネル周辺で車間距離を確認する首都高講習

講習のまとめ|「本当にやって良かったです」

講習の最後に、お客様から「本当にやって良かったです」という言葉をいただきました。

初回は、免許取得から約20年ぶりの運転でした。発進、停止、右左折、横断歩道の確認、車線変更、駐車、首都高まで、5回の講習で一つずつ確認してきました。

最初からすべてを完璧に走れたわけではありません。けれど、見る場所を増やし、速度を整え、迷ったときに立て直す練習を重ねることで、ご自身で判断できる場面が少しずつ増えていきました。

メキシコでの運転は、日本とは違うことも多いはずです。無理をせず、現地のルールや道路環境を確認しながら、今回練習した確認、速度調整、車間距離、駐車のリカバリーを少しずつ使っていただけたらと思います。

海外赴任前という大きな節目に、DSRの講習を選んでいただきありがとうございました。メキシコでの新生活が、安全で実りある時間になりますように。

20年ぶりの運転講習を終えてメキシコ赴任に備える中央区のペーパードライバー講習

よくある質問

中央区から、運転練習はできますか?

はい、可能です。晴海、月島、勝どき周辺の基礎確認から、幹線道路、車線変更、駐車、高速道路まで、必要な運転内容に合わせて練習できます。

20年近く運転していなくても受講できますか?

はい、大丈夫です。講習は補助ブレーキを使用して行います。発進、停止、右左折、ミラー確認、目視、車線の位置など、基本の動きを一つずつ確認しながら進めます。

首都高や車線変更も練習できますか?

はい、基礎操作と一般道での確認に慣れてから、必要に応じて首都高や車線変更の練習へ進めます。

駐車や縦列駐車も見てもらえますか?

はい、可能です。最初から一回で入れることだけを目標にせず、ずれたときに落ち着いて直せるリカバリーをしっかりと練習します。

中央区で運転を再開したい方へ

DSRの講習では、補助ブレーキを使用し、安全に配慮しながら進めています。

中央区での買い物、晴海・勝どき・月島周辺の生活道路、湾岸道路方面の幹線道路、駐車場での出入り、
交通量が多い場所など、一つずつ確認しながら、必要な運転を身につけていきます。

「海外赴任前に運転感覚を戻したい」「仕事や転勤などで急に車が必要になった」「首都高や車線変更まで確認したい」なども、LINEでお気軽にご相談ください。

講習は、最初から最後まで担当が変わらない完全マンツーマン形式です。不要な講習回数をすすめることはありません。

DSRでは、生活道路、駅前、幹線道路、首都高、駐車場の入出庫まで、必要になる場面に合わせて、最後までしっかりサポートいたします。