- オーケー札の辻店まで車で買い物に行けるようになりたい
- さくら坂や二本榎通りの狭い坂道が怖くて避けてしまう
- 第一京浜は交通量も標識も多く、どこを走ればよいか分からなくなる
港南や高輪エリアにお住まいの方と車に乗ると、こうしたお悩みをよく伺います。
品川駅の周辺は電車なら便利ですが、車となると話は別です。第一京浜、山手通り、海岸通り、ソニー通りなど、性質の異なる道路が集まっています。高輪側に入ればアップダウンと狭い道が続き、少し足を延ばせば桜田通りや国道357号など、手前から車線を選んでおかないと意図しない方向へ流されやすい道路も出てきます。
まずは交通量の少ない場所で右左折と車幅の感覚をゼロから身につける。次に駐停車車両を避ける練習を行い、最後に幹線道路へ進む。この順番なら、品川周辺でも一つずつできることを増やせます。

DSRのインストラクターが解説
港南・高輪から運転を始める方に向けて、生活道路で身につけたい確認の順番と、幹線道路へ進むまでの練習方法を解説します。
品川周辺は「道路ごとの癖」を知ることからスタート
品川周辺の道路は、難しさの理由がそれぞれ違います。走る前に特徴を知っておくだけでも、運転中に受け取る情報を整理しやすくなります。
第一京浜
車線が多く、バスやタクシー、路上駐車の動きが重なりやすい道路です。曲がる直前に焦って車線変更しないよう、早め走る車線を選んでおきましょう。
山手通り
カーブや交差点の先で、進行方向が急に分かれる場所があります。頭上の案内標識や地面の矢印を早めに見つけて、どこを進むか頭を整理しておくのがコツです。
海岸通り
高架下や大きな橋脚で視界がコロコロ変わり、高速の入口や分岐も混ざってきます。ナビの画面だけに頼らず、実際の標識や地面の表示をしっかり見て走りましょう。
ソニー通り
比較的走りやすい道ですが、五反田駅に近づくとタクシーの出入りや歩行者が一気に増えます。スピードを落として、歩道側の動きまで注意を向けましょう。
桜田通り
緩やかなカーブや分岐が続く道路です。「交差点を曲がった後、どの車線に入りたいか」を、曲がる手前の段階からイメージしておく必要があります。
二本榎通り・さくら坂周辺
坂道やカーブが多く、歩道も狭くなっています。速度を控えめにして、左側の電柱やガードレールとの距離感を一定に保ちながら走りましょう。
東品川の静かなエリアで、左折の基本をじっくり復習
まず練習のスタート地点としておすすめなのが、東品川三丁目の東品川公園周辺です。「元なぎさ通り」「ジュネーブ平和通り」「海岸通り」をぐるっと左回りに巡るルートをとることで、短い距離の中で発進・停止、そして左折の動きを効率よく繰り返し練習できます。
途中で海岸通りに入る区間もありますが、最初から無理に車線変更を繰り返す必要はありません。ナビや道路の矢印表示、その場の交通の流れを確認しながら、一番左側の車線を落ち着いて走ることに集中すれば大丈夫です。
ここで特に意識したいのが、八潮高校入口交差点に近づいたときの「視線の配り方」です。横断歩道を渡っている人だけに気を取られていると、歩道から横断歩道へ向かってくる歩行者や自転車の動きを見落としやすくなります。
交差点では、以下のステップで視線を動かすのがポイントです。
- 交差点に近づく途中
横断歩道だけでなく「歩道全体」に視線を向け、近づいてくる歩行者や自転車がいないかを早めに把握します。 - 曲がり始める前
左サイドミラーで車体脇を確認し、さらに首を振って目視で左後方の歩道の死角をチェックします。 - 曲がる直前
もう一度横断歩道へ視線を戻し、いつでも止まれる速度に落としながら安全を確認します。
もし車道の左端や歩道を走る自転車を見つけた場合は、無理に追い越して左折しようとせず、「先に行かせるのか」それとも「距離を保って後ろをついていくのか」を早めに判断しましょう。
ここで身につけたい一番のコツは、ハンドルの切り方そのものよりも、「手前から歩道を見ておくこと」と「巻き込み確認のタイミング」です。

同じルートを反対回りして、右折時のスムーズな位置取りを掴む
左折に慣れたら、同じコースを反対回りに走り右折の練習へ進みます。確認ポイントが一気に増える右折は、ペーパードライバーの方が特に恐怖心を感じやすい場面です。
まずは右折レーンに入る手前でウインカーを出し、車線を移ります。「自分が先頭だから」と油断するのは禁物です。レーンが出現した直後は、焦った後続のバイクや車がすでにラインをまたいで進入していることがあるため、直前のミラーと目視確認は欠かせません。
また、右折信号(緑の矢印)がある交差点では絶対に無理をせず、対向車の見通しが悪ければ矢印が出るまでじっと待ちましょう。
「後ろを待たせているかも…」という焦りは不要です。一瞬の無理が一生の後悔につながることもあるため、安全が確認できるまで待つ姿勢を徹底しましょう。

天王洲周辺で「しっかり止まる力」と車幅感覚を身につける
曲がり角の操作が整理できたら、一時停止と車幅感覚の練習へ進みます。天王洲橋に近い生活道路には、一方通行や道幅の狭い区間があります。「停止線で止まる」「左右から自転車が来ないか確かめる」「見通しが悪ければ少し前へ出て再停止する」という基本動作を身につける練習に向いています。
自分が優先道路を走っていても、建物や塀で死角になる交差点では安心できません。アクセルから足を離し、いつでもブレーキを踏めるように構えます。
カーブミラーは便利ですが、映っていないから誰もいないとは限りません。ミラーには死角があり、距離感も実際とは違って見えます。「ミラーで動くものを探し、最後は自分の目で直接確認する」という二段階の確認を行います。
「道が狭いときほど、視線は遠くの開けた場所に向けましょう。手前ばかり見ていると、無意識に左へ寄りすぎてしまいます。 ときどき左ミラーでガードレールや電柱との間隔をチェックし、『車内から感じる狭さ』と『実際のスペース』のズレを少しずつ掴んでいくのがコツです。」

北品川の商店街周辺で、路上駐車を避けるコツと先読みを練習
狭い道での車幅感覚が身についてきたら、北馬場参道通りへ向かいます。ここでは駐停車車両を避けながらの対向車とのすれ違いや、歩行者・自転車への対応が求められる場面が増えてきます。
目の前の止まっている車だけに気を取られず、その陰から人が飛び出してこないか、右後方からバイクや自転車が追い越してこないかまで気を配ることが大切です。
駐停車車両を避けるときに特に注意したいのが、避けるタイミングと停止位置です。障害物の直前で避けようとするとハンドル操作が大きくなり、対向車線側へ大きくはみ出してしまう上に、元の車線に戻るときも大回りになってしまいます。対向車が来ている場合は、自分の車線側に障害物があるこちらが譲るのが基本です。「行けるかな?」と迷ったら、障害物に近づきすぎず、しっかり距離を空けた位置で止まりましょう。手前にゆとりを持って止まることで、対向車が通り過ぎたあともスムーズに避けやすくなります。
そのまま旧東海道の北品川本通り商店会周辺へ進むと、荷さばき中のトラックや短時間停車している車によく遭遇します。ここはスピードを出す場所ではありません。横断歩道の標示を見つけたらその先の歩道までしっかり目を向け、遠くの道路状況、人の動き、カーブミラーへと順に視線を動かしながら、いつでも止まれる速度で進みます。

第一京浜・山手通り・桜田通りで落ち着いて車線を選ぶコツ
生活道路で車を動かすことに慣れたら、幹線道路へ進みます。ここで大切なのは、直前に慌てて車線を変えることではなく、標識と路面表示を早めに見つけ、進む車線を準備することです。
第一京浜(国道15号)
品川駅高輪口の周辺は、駅にアクセスする一般車やバス、タクシーの動きが細かく交差するエリアです。目の前の車のブレーキランプだけに反応していると急ブレーキになりやすいため、「2〜3台先の交通の流れ」まで視野を広げておくと、スムーズで安全な減速ができます。
山手通り・ソニー通り
山手通りはカーブで見通しが遮られやすいため、通常より意識して車間距離を広く保ちましょう。一方、比較的直線で走りやすいソニー通りは、無意識にスピードが出やすい傾向があります。五反田駅周辺に近づくにつれてタクシーの乗降や歩行者の飛び出しが増えるため、速度をしっかり抑えて周囲に気を配ることが大切です。
桜田通り(国道1号)
三田二丁目交差点付近のカーブや、清正公前交差点の分岐など、曲がった直後に進行方向が分かれるポイントが多く存在します。交差点を曲がりきってから行き先を考えると慌ててしまうため、曲がる手前の段階で「次にどの車線に入っておくべきか」をイメージしておくと、焦らずスムーズに走行できます。
レインボーブリッジ一般道(都道482号)
芝浦方面からレインボーブリッジの一般道を渡る際は、坂道による速度の変化に注意が必要です。上り坂でのスピードダウンや、下り坂での出し過ぎを防ぐため、こまめにスピードメーターを確認しましょう。長い下り坂では、ブレーキの踏みっぱなしを防ぐためにエンジンブレーキ(シフトダウン)も活用するのがポイントです。

目的地のルートさえ整理できれば、品川の運転も怖くない
品川周辺で大切なのは、ハンドル操作だけではありません。「道路がどのようにつながり、どこでどの車線にいればよいか」を知ることも、落ち着いて運転するための大切な準備です。
「まずはスーパーや病院、駅など、身近なルートを1つ覚えるだけで大丈夫。 例えば『東品川で曲がる練習』『天王洲周辺でしっかり止まる&車幅を掴む』『北品川で路上停車をよける』というように、少しずつレベルアップしていきましょう。 慣れてから第一京浜などの大きな通りへ進めば、確認すべきポイントや判断の手順も自然と身についていきますよ。」
目的地の入口に間に合わなくても、直前で無理に車線変更する必要はありません。いったん通り過ぎ、安全に戻れる道を選ぶことも運転の一部です。


DSRの講習では
港区・品川エリアの生活道路や目的に合わせた講習に対応
DSRドライビングスクールレボリューション(DSR)の講習には、決まったマニュアルはありません。
港南・高輪・三田・芝浦・北品川エリアを中心に、毎日の買い物、ご家族の送迎、通勤で『明日から本当に走りたいルート』をそのまま使って練習します。 すべての教習車に補助ブレーキを装備しているため、交通量の多い大通りや、すれ違いが不安な狭い道でも大丈夫。隣でしっかりサポートしますので、焦らず自分のペースで『走れる自信』を育てていきましょう。」
港区・品川駅周辺の運転練習でよくある質問
ペーパードライバー歴が長すぎて、アクセルとブレーキの位置すら怪しいのですが大丈夫ですか?
全く問題ありません。座席の合わせ方やエンジンの始動、ペダルの踏み加減といった超基本からスタートします。最初は交通量の少ない安全な場所でじっくり操作感を身につけてから、少しずつ街中へ出ていくのでご安心ください。
高輪の急な坂道や、品川駅周辺の複雑な交差点だけを重点的に練習できますか?
はい、ピンポイントでの練習が可能です。「坂道発進」「第一京浜での車線変更」「狭い路地でのすれ違い」など、苦手なシチュエーションに絞ってレッスンを組み立てます。
普段使うスーパーの駐車場や、子どもの送迎ルートをそのまま練習できますか?
もちろん可能です。自宅から目的地までの走行ルートだけでなく、目的地での駐車(バック駐車・発券機への幅寄せ)、混雑する時間帯の回避ルートまで、実際の生活シーンに合わせて実践的に練習します。
品川駅前の交通量が激しい大通り(第一京浜など)を走らされるのが怖いです…
無理に交通量の多い幹線道路へ行くことはありません。まずは車通りの少ないエリアから始め、お客様が無理なく対応できると判断できる段階になってから、必要に応じてステップアップしていきます。
自家用車がない(カーシェアやレンタカー利用予定)のですが受講できますか?
はい、当校の教習車(補助ブレーキ付き)で受講していただけます。教習車で運転に慣れたあと、普段お使いになるカーシェア車両に乗り換えて、車幅やミラーの見え方の違いを一緒に確認しながら練習することも可能です。
港区・品川駅周辺で運転を再開したい方へ
「行けたらいいな」を、自分で行ける日常へ。
ご自宅周辺や普段使うルートはもちろん、「スーパーの駐車が怖い」「狭い道ですれ違えるか不安」「車線変更が苦手」といった気になる場面に合わせて練習できます。
DSRでは、必要以上の受講回数やコースをおすすめすることはありません。