
「久しぶりの運転が不安…でも子どもたちの送り迎えのために!」
そんな思いで8年ぶりに運転を再開されたお客様が、本日も
緑が丘〜勝田台エリアでハンドルを握りました。
大きなアルファードの車両感覚に戸惑いながらも、
狭い住宅街や坂道、商業施設の駐車場で
一歩ずつ“運転の勘”を取り戻していくリアルな体験記です。
子どもの送迎のために…8年ぶりの運転再スタート
本日のお客様は40代前半の女性。小学生と幼稚園生のお子様の送迎のため、運転を再開したいとご相談いただきました。実は来月から下のお子様が新しい習い事を始めるそうで、バスの本数が少ない場所なので、どうしても車が必要になったとのこと。
運転歴は12年ほどですが、ここ8年はほとんど運転していないそうです。講習前日に「これじゃアカーン!」と夜中に近所を一周だけされたそうですが、「怖くて2回目は無理でした」と苦笑いされていました。
初めてのアルファードにドキドキ
担当するお車はトヨタのアルファード。以前はフィットのような小型車に乗られていましたが、実家への帰省や家族旅行の機会が増え、荷物もたくさん積めるミニバンに買い替えたそうです。
普段は旦那様が運転されることが多く、「こんな大きな車は想像以上に圧迫感があって…でも子供たちのためには慣れるしかないんです」と不安な様子。新興住宅地特有の曲がりくねった坂道や細道が多い緑が丘では、対向車との離合に注意が必要です。
住宅街で運転感覚を取り戻す
まずはショッピングセンター近くの閑静な住宅街から練習をスタート。交通量が少ない広めの道路で、左端へのポジショニングから練習開始です。
「左側ミラーを5秒ごとにチェックしましょう」とお伝えすると、「そんなに頻繁に見るんですか?」と驚かれていましたが、これが安全運転の基本。次に、車線境界線上を意識的に走行。「運転席から見えるボンネットの端と、実際のタイヤの位置はズレがあるんですよ」と説明しながら、感覚を掴んでいただきます。
「できるだけ左に寄せてみてください」とお伝えすると、「もう無理です!」とおっしゃっていましたが、ミラーで見るとまだ70センチほど余裕があり、「えーっ!」と驚かれていました。
八千代市の道路事情と交差点のポイント
感覚が掴めてきたところで、坂道練習へ。緑が丘の住宅街は、見通しの悪いカーブと坂道の組み合わせが多く、「先が見えない坂道では対向車を想定して、真ん中に寄りすぎないようにしましょう」とアドバイス。
交差点では、左折時は左端、右折時は中央線寄りのポジションを取る練習を繰り返し行い、車体の軌道をイメージしやすい工夫をお伝えしました。
勝田台周辺の細い道と先を読む運転
基本練習を終えたところで、勝田台方面へ実践練習へ。細くて古い道が多く、初心者には難所ですが、ここで自信をつけることが大きなステップになります。
「この道、本当に通れるんでしょうか…」と不安そうでしたが、基本練習の成果もあり、落ち着いて安定した走行ができるように。前方からの車に備えて、常に待避場所や状況を先読みする習慣づけも行いました。
「あそこの空き地なら待避できそう」「この縁石なら乗り上げられそう」といった判断力が自然に身につき、電柱や路上駐車なども意識しながら走行できるように。
一通りのルートを走破した後は、イオンモール八千代緑が丘の駐車場で休憩。「最初は絶対無理と思ったのに…落ち着いて運転できました!」と、喜びの声をいただきました。
講習のまとめと今後の目標
講習はまだ始まったばかりですが、車両感覚や先を読む力がしっかり身についてきています。少しハードルが高めのコースでしたが、見事にクリア。次回は大型車の駐車練習として、イオンモールでの縦列・バック駐車を重点的に行い、買い物時の駐車もスムーズにできるようサポートしていきます!